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  仲間づくりをしていくための1つの方法として、学級集会がある。学級集団で楽しい会を創っていくのである。例えば、「学級忘年会」。
 かつて、6年を担任した時、次のような内容の学級忘年会を行った。

 

 

1、 はじめの言葉
2、 先生の話
3、 班の出し物
4、 特技ひろう
5、 ランチタイム
6、 今年をふりかえって
   (一人一言)
7、 先生の出し物
8、 カラオケ
9、 ダジャレ
10、ゲームあれこれ
11、終わりの言葉

 

 次のことに配慮しながら、企画から運営まで子どもたちを支援した。
○集会係に、12月に入ったらすぐに忘年会の提案をするように指示する。「ねらい」と「会の内容」について、集会係が学級会で提案しみんなで話し合い、決定した。
○「班の出し物」については、仕上がり状況をチェックして、場合によっては班員にアドバイスをする。出し物では、劇をする班が多かった。脚本作りや小道具作り、その他の諸準備について班で協力し合う場面が見られた。本番で、もたつくことがないよう、準備は万端にしておく。
○ランチタイムのために事前にお菓子作りをしておいて、飲み物だけ用意した(1、2校時を調理実習にあて、3、4校時を忘年会にした。)。
○「特技ひろう」「カラオケ」「ダジャレ」は希望選択性とした。どれか一つは必ず出るように、ということになった。班員以外の子どもとグループを組んでもよい、三つすべてに参加してもよい、ということになった。
○学級活動の時間や放課後を使って、準備や練習をした。

 忘年会の次の日の日記では、「とても楽しかった。」「練習や準備で協力できたのがよかった。」「いろいろな工夫があっておもしろかった。」等の感想があった。
 学級集会をもったことで、集団としての連帯感が高まったと同時に、創造力や自主性を発揮させることもできた。準備の時間がない時は、簡単なゲーム集会やスポーツ集会を行ってもよい。みんなで活動することが仲間づくりにつながると考える。

 

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