top of page

                           

 子どもが生き生きと思考したり活動したりする発問や指示の条件(および例)を紹介する(国語科に限ってはいない)。

(1)知覚語で問う 
  ○~は何を見ましたか。
  ○~は誰に聞かせますか。
  ○目をつむると何が見えますか。
  ○話者は~をどこから見ていますか。
  ○~はどこを見ていますか。

(2)発見させる言葉で問う
  ○AとBはどこが同じですか。
  ○AとBはどこが違いますか。
  ○~についてわかったこと、考えたこと、思ったことを書きなさい。
  ○~についてできるだけたくさん解決方法を考えなさい(でそろったら討論しながら絞り込む)。
  ○~と・・・を対比しなさい。
  ○~と聞いて思いつくものをすべて書きなさい。
  

(3)選択させる言葉で問う
  ○~は次の①②③のどれでしょう(または、○△×をつけなさい)。
  ○どの考えが一番よいと思いますか。
  ○~に賛成ですか、反対ですか。
  ○~は・・・ですか、それとも・・・ではないのですか。
  ○これらを大きく二つに分けなさい。
  ○この中でおかしいと思うものを言いなさい。

(4)物や人を入れる
  ○~に声が届くように言いなさい(歌いなさい)。
  ○ハラハラするドラマになるように、文を書きなさい。
  ○アナウンサーになったつもりで発表しなさい。

(5)数を入れる
  ○主人公の優しさがわかるところを3つ書きなさい。
  ○~の中で一番よいと思うのはどれですか。
  ○今の読み方はは50点だ。100点と思えるような読み方ができるようにしよう。

(6)子どもが使い慣れている言葉を使う
  ○~のなぞをとこう。
  ○先生のクイズに答えなさい。
  ○~のひみつを調べよう。

(7)不足部分を補わせる
  ○キーワードを隠して、当てさせる。 
  ○日本は(     )な国だ。この(     )にあてはまる言葉を数多く考えよう。
  ○(教師がまちがった答えを提示して)これでいいかな、と聞く。

 

© 2023 by My site name. Proudly created with Wix.com

  • Facebook Classic
  • Twitter Classic
  • Google Classic
  • RSS Classic
bottom of page