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教育実践の記
小学校における国語科の授業や学級づくりの記録等
足立 馨
4月、新しく担任した子どもたちと出会う。そして、1年間はその子どもたちとさまざまな教育活動を営んでいく。教育活動に取り組む前に考えておくことがある。それは、
1年後をイメージする
ということである。例えば、「この1年で200字程度の文章が書ける子どもにしよう。」「子どもたちの力で学級の行事(パーティーやスポーツ大会等)が進められるようにしよう。」「担任がいなくてもきちんと自習ができる学級にしよう。」といった具体的なイメージをもっておくということである。
活動がスタートする前に教師が何らかのイメージをもっておかなくては、教育活動の方向が不明確になりやすい気がする。1年後の姿をはっきりさせておくことで、時折自分の実践を明確な視点で振り返ることができるのではないだろうか。
その時の思いつきでなく、長い目で子どもの様子なり自分の実践を見ていくことができるであろう。1年後をイメージすることで、その時々で「何をしたらよいか。」がわかってくる。
4月は「1年後をイメージする」時期であると考える。
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